最強で最愛の仕事「自分業」 本:「40歳の壁」をスルッと超える人生戦略

1.この本を読んで得たもの

  • 何かを始めるにあたって、遅すぎることなんてない
  • 「自分業」という最強で最愛の職業
  • いま、何を意識して生きるべきか

2.この本の情熱センテンス(原文)

  • まず、「幸せな人生には、どんな要素が必要か?」を分析してみたら、次の3つの要素が見えてきました。
  • お金(収入・資産)。つながり(家族・友人・知人)。健康(体力・認知力)
  • 小さく始めてみる。うまくいくなら続ける。うまくいかないなら改善してみる。
  • 「お金」「つながり」「健康」の3つの要素を満たすことができ、かつやりがいを持って取り組める「仕事」のことを、この本では「自分業」と呼びます。
  • 「苦もなくできる」「市場がある」「経験がたまる」この3つの条件を見極めて、自分らしいアウトプットをする。
  • 本代を「稼ぐ」ために仕事をするのでなく、本代を「経費にできる」仕事を考える。

3.自分自身へ

この本を読んでいるときに、カンブリア宮殿で「北欧くらしの道具店」の放送回を見た。共通しているものが多いと感じた。

北欧さんは、「自分が好きなもの、よいと感じたものを発信することで、人々の生活時間を豊かにしたい」と考えていると言っていた。

このことの発端は、スウェーデンの家で食事をした際に、料理の内容ではなく、この時間の彩り方に感動した、とのことだった。

「同じ地球の人間なのに、こんなにも時間の過ごし方が違うんだ」と感じたとのこと。

「こんな生活、こんな時間っていいよね。この感動を多くの方に伝えたい」きっとそんな思いで事業を開始されたのだと思う。

ものを売るのではなく、売ることを先行するのではなく、考え方や想い、価値観に共有してもらう、う~ん、これがブランディングなんだなぁと感心した。

 

まさに、「自分業」だなぁと思った。

 

さて、私は何をやる?

 

44歳まで来た。この先の人生でずっと続けられる、苦も無く続けられる、それが私の人生を豊かにし、しかもそれが他の人の幸せにもつながり、それが心と生活の報酬となったら、なんと素晴らしい人生だろうか。

 

はたして、そんな都合のいい「自分業」があるのだろうか。

 

私は、「ある」と信じて考える。100個のアウトプットが必要と言われれば、それも実行する。大事なことは「小さくはじめること」。それを「継続すること」。

 

いつ始めるのか?

 

「今でしょ」というのはあまりにも安易かもしれないが、正解は「いま、本業で報酬が安定しているときに始める」だ。本業がなく、報酬が不安定な時に、小さく始める、なんてことは精神的にも難しいからだ。

 

3年後?5年後?10年後?

いつかわからないが、今日、小さく始めることができたことを誇らしく振り返りたいと思う。そして、それを誰かに伝え、誰かのスタートのきっかけになればと思う。

 

そして最後に、このようなことが考えられる、仕事は嫌だが安定した報酬を得ることができている「本業」に対して、改めて感謝し、もう一度見つめなおしたいと思う。

 

頑張れ、俺。