本屋大賞2023の大賞に感服

自己啓発、ビジネス書はよく読むけど、小説はあんまり。。というサラリーマンは多いように思います。

私も読んだとしても推理小説東野圭吾。。。

 

毎年、本屋大賞は目にするものの、数年後にメルカリやブックオフで買えばいいや。。と思い、その結果、なかなか読むことはなかった。

 

昨日、本屋に立ち寄り、やっぱり気になる・・・

表紙もいい感じで、書店の方のおすすめコメントもいい感じ。

 

「汝、星のごとく」

 

ビジネス系の書籍以外、この類の本を新書で買うなんて、何以来だろうか。

そんなことを考えながら、本屋の外の椅子で読み始め、寝る前に読み、起きて読み、今日の朝に読み終えた。

読み終えるのが残念な気持ちになった。

読み終えてもなお余韻がまだ残っている。

 

「美しい・・」と思った。

 

本って、文字って、文章って、こんなにも美しく表現できるんだ。

こんなにも心に響くのか。

 

今年高校生になった娘にもおすすめしよう。

 

そして、読み終えたら、感想を聞いてみよう。

 

といっても、いつものように軽く流されるだろうが。。。

 

いや、きっと娘も話せずにはいられないはず。それほどにすごかった。

心を落ち着かせたい方におすすめの本 「反応しない練習」

1.ご紹介する書籍:反応しない練習

2.個人的な評価(5点満点)

 ★総合評価:3
 ・読みやすさ:4
 ・なるほど感:3
 ・活かせそう感:3

3.どんな方にお勧めか
 心が疲れている、イライラしている、他人が気になる、心を落ち着かせたいと思っている方

4.感想
 本全体は非常に読みやすく、短い時間ですぐに読めてしまう。ただ、シンプルな言葉や聞きなれた表現が多く、そのために新鮮さやインパクトといったことを1回目の読書ではつかみづらいように思う。私は1回目の読書を終えた感想は「あれ?」であり、ほとんど何も残らなかったです。そのため、要約動画を3種見て(主要と思える要約動画、全てで扱われており少し驚いた。きっと多くの方に響く良書なのだと思う)、しっかり理解したうえで、もう一度読書をしました。
 この本は、ゆっくりと、時間をかけ、常に自分と照らし合わせながら読むことをお勧めします。それではないと(速読的な読み方をすると)どんどん読めすぎてしまい、重要なことに気づけないまま最後まで終わってしまう。。。みたいになりそう。

5.自分自身のアウトプット(この本を読んで何をするか)

 気持ちをざわつかせる悩み、不安は、それが生じている「理由」をしっかりととらえることが重要。
 ・その悩みは、なぜ生じているのか。
 ・その不安は、なぜ生じているのか。

 実はその理由は分かっているけど、苦手意識を持っていたり、それゆえ大変そうでほかのことを優先したり、外堀を埋めるようなことになっていないか。つまり、今やっていることは、本質に届いていない、でも本質に気づいている。

 さて、このような時、重要なことは、
 ・今はじめる。
 ・小さくはじめる。
 ・それを続ける。
 ・そしてそれを見える化する。

 ですよね。

おそらく始めることで安心につながり、安心が自信になり、悩みや不安が解消される、
という流れになるのだろう。

この本は、きっともっとたくさんの重要なことに気づける本。
でも、今の私には、たくさんは吸収できない。なので、すぐにメルカリで売らず繰り返し読もう。

最強で最愛の仕事「自分業」 本:「40歳の壁」をスルッと超える人生戦略

1.この本を読んで得たもの

  • 何かを始めるにあたって、遅すぎることなんてない
  • 「自分業」という最強で最愛の職業
  • いま、何を意識して生きるべきか

2.この本の情熱センテンス(原文)

  • まず、「幸せな人生には、どんな要素が必要か?」を分析してみたら、次の3つの要素が見えてきました。
  • お金(収入・資産)。つながり(家族・友人・知人)。健康(体力・認知力)
  • 小さく始めてみる。うまくいくなら続ける。うまくいかないなら改善してみる。
  • 「お金」「つながり」「健康」の3つの要素を満たすことができ、かつやりがいを持って取り組める「仕事」のことを、この本では「自分業」と呼びます。
  • 「苦もなくできる」「市場がある」「経験がたまる」この3つの条件を見極めて、自分らしいアウトプットをする。
  • 本代を「稼ぐ」ために仕事をするのでなく、本代を「経費にできる」仕事を考える。

3.自分自身へ

この本を読んでいるときに、カンブリア宮殿で「北欧くらしの道具店」の放送回を見た。共通しているものが多いと感じた。

北欧さんは、「自分が好きなもの、よいと感じたものを発信することで、人々の生活時間を豊かにしたい」と考えていると言っていた。

このことの発端は、スウェーデンの家で食事をした際に、料理の内容ではなく、この時間の彩り方に感動した、とのことだった。

「同じ地球の人間なのに、こんなにも時間の過ごし方が違うんだ」と感じたとのこと。

「こんな生活、こんな時間っていいよね。この感動を多くの方に伝えたい」きっとそんな思いで事業を開始されたのだと思う。

ものを売るのではなく、売ることを先行するのではなく、考え方や想い、価値観に共有してもらう、う~ん、これがブランディングなんだなぁと感心した。

 

まさに、「自分業」だなぁと思った。

 

さて、私は何をやる?

 

44歳まで来た。この先の人生でずっと続けられる、苦も無く続けられる、それが私の人生を豊かにし、しかもそれが他の人の幸せにもつながり、それが心と生活の報酬となったら、なんと素晴らしい人生だろうか。

 

はたして、そんな都合のいい「自分業」があるのだろうか。

 

私は、「ある」と信じて考える。100個のアウトプットが必要と言われれば、それも実行する。大事なことは「小さくはじめること」。それを「継続すること」。

 

いつ始めるのか?

 

「今でしょ」というのはあまりにも安易かもしれないが、正解は「いま、本業で報酬が安定しているときに始める」だ。本業がなく、報酬が不安定な時に、小さく始める、なんてことは精神的にも難しいからだ。

 

3年後?5年後?10年後?

いつかわからないが、今日、小さく始めることができたことを誇らしく振り返りたいと思う。そして、それを誰かに伝え、誰かのスタートのきっかけになればと思う。

 

そして最後に、このようなことが考えられる、仕事は嫌だが安定した報酬を得ることができている「本業」に対して、改めて感謝し、もう一度見つめなおしたいと思う。

 

頑張れ、俺。

人生は朝! 本:「朝イチのひとり時間が人生を変える」

1.この本が教えてくれたこと

  • 早起きが人生を豊かにすること

2.この本の刺さった言葉

  • 目を開けると同時に好きなことをして一日を始めてみよう。きっと週末のような朝を過ごせるはずだ。
  • 朝早く起きることに関して、残念ながら特別な秘訣はない。ただ何も考えず目を開け、体を起こす。このやり方がいちばん効果的で、たいしてつらくもない。
  • 明け方起床は、私に人生を変化させたいと思う意志を呼び起こした。自分についてじっくり考えてみる時間が増えると、自然と自分に欠ける部分を埋めたいと思うようになる。

3. 感想

早起きをする理由(ちなみに、5時前後に起床する生活を5年ほどしている)は?

今まで ・・・仕事をするため。集中して仕事に取り組むため

これから・・・自分のやりたいことをやるため。

 

平日の朝が週末の朝と同じようになるなんて、なんと素晴らしいことなのだ!これはやってみる価値がある。おそらく、前日の夜に「明日の朝は何に時間を使うか」について考えておくことがポイントのような気がする。これがないと朝起きるときに辛さに負けそうになりそうだし、仕事のやり方を変えることもしなさそう。結局、朝早く起きてその分仕事する、になりそう。週末の夜はこれができているよね、確かに。

 

「仕事が忙しい」と「仕事ができる」は違うのだ。何度も言わせるな。

質を上げろ。効率を上げろ。そのために何をする?

遠回りをせずに短時間に本質をつかめているか。

PCスキル(ノーマウス、ショートカット、エクセル数式)に磨きがかけられているか。

やるべきことは分かっている!あとはやるだけ。

 

頑張れ、俺。

言葉にする前に、書く! 本:「言葉にできる」は武器になる

1.この本が教えてくれたこと

  • 伝わる言葉には「型」があること。
  • 言葉にする前に、深く考えること。
  • 考えることは、書くこと。(とにかく書け。考えているフリをするな)

 

2.この本の刺さった言葉

  • 思考の深化なくして、言葉だけを成長させることはできない。
  • つまり人間は、相手の言葉に宿る重さや軽さ、深さや浅さを通じて、その人間性そのものを無意識のうちに評価しているのである。
  • 言葉を生み出すプロセスには、①意見を育てる、②意見を言葉に変換する、という二段階が存在している。
  • しかし、ここで敢えて断言しておきたいのが「人を動かすことはできない」ということである。
  • ①「なぜ?」考えを掘り下げる、②「それで?(何が言いたいの?何がしたいの?)」考えを進める、③「本当に?(意味ある?)」考えを戻す、これを繰り返す。
  • 言葉にできないということは、言葉にできるだけ考えられていないことと同じことである。

3. 感想

「書く」ということがいかに重要か。「書く」とは自分の意見をまとめる行為であり、考えを深めていく行為である。それにも関わらず、口頭で会議を進めようとする人間がいる。話は上手いのかもしれないが、中身がない。なぜなら書いていないから。

これは私の実体験であり、コンサル出身の方に指摘されたことである。以降、必ず書くようにしているし、会議では必ずスライドを用意するようにしている。

 

「人を動かすことはできない」ということ。

これで思い出すのが「馬を水辺につれていけても、水を飲ませることはできない」ということわざ。何かの本でも出会った言葉。確かリーダーシップに関するものだったと思う。

少し脱線するが、たくさんの本を読むと「共通点」を見つけることができる。「あれ?どっかの本でも同じようなことを言っていたぞ」みたいなこと。この瞬間、確実に頭にインプットされる、この瞬間が好きであり、結構重要なんだろうな、と思う次第である。

「なぜ?」を繰り返すことも、確か「イシューからはじめよ」にあったような気がする。本質を見抜くために必要なプロセスとして。これはいわずと知れた良書である。再読しよう。

 

さて、上記のことわざは、言葉の限界はある、ということなのだろうと理解する。確かにその通りだろう。それゆえに、言葉だけではなく、その言葉に至った、検討のプロセスが大事なんだと思う。発せられる言葉に、そのプロセスを感じることができたら、強い想いを感じることができたら、水を飲む(人は動く)のだろう。管理職として肝に銘じておく。

 

最後に、言葉の「型」について。

そうはいっても「型」を知っているのと知らないのとでは、差が大きい、というのも事実であろう。プロセスが大事といいながら、テクニックとして知っていて損は全くないと思う。

一番大事なことは「小さくはじめること」。本:The Long Game(ロングゲーム)

1.この本が教えてくれたこと

  • 一番大事なことは「小さくはじめること」。
  • 次に大事なことは「つづけること」。

 

2.この本の刺さった言葉

  • あえて忙しくすることで、本当に考えなければならない大切なことから目をそらすという効果もあるだろう。時に私たちは、無意識のうちにそれを行っている。
  • 「忙しい人」は「仕事ができる人」ではない。むしろ「自分のスケジュールさえコントロールできない人」だ。
  • 新しい分野に挑戦するベストタイミングは「今の分野でうまくいっているとき」だ。
  • 秘訣はごくシンプルで「ただ始めるだけ」でいい。ただし、とても小さく始めること。
  • 自分で勝手にハードルを設置し、始めるのを難しくしている。その間に目標に向かって行動を起こしていれば、どれほど多くのことを達成できたか気づいていない。
  • しかし続けていれば、いつか指数関数的な成長を経験することができる。
  • ほかの人からどう見られようと関係ない。自分はこれに賭けると決めた。そのために必要な努力をする。

3.感想

YouTubeでDaiGoさんが確か2023年にまずお勧めしたい本のベスト5のうち、ベスト1で紹介されていた本。実はこの5冊のうち、4冊を読んだが、他はいまいちだったような気もする。その中で本書は良い本だと思った。

理由は、上記の刺さった言葉が示す通り。ぐさぐさ心に刺さった。

 

私は、忙しくしている。仕事で忙しいことを理由にしている。仕事で忙しいことを妻に何も言われてこなかったことで、仕事を優先してきた。ただ、「忙しいことと仕事ができることは違う」ということは漠然と思いながらも認めたくなかったことだったと思う。

 

まずは妻に謝ろう。そして休日は家のことを全部やろう。

 

始める前にあれこれ考えて自らハードルを高くしている。。。確かにそのような経験は多い。そのため、私は以前からやろうとしていた「やりたいこと100のリスト」を書き、その中で小さく始められるものを決めた。(このブログである・・・)

 

「いまブログ?」と言われそう。ただ、他の人の評価は関係ないのである。私がこれに賭けたから。

 

本をたくさん読み、良書に出会う。

そして、何かに気づき、何かを始める。

とにかく継続する。

すると、指数関数的に成長する。

 

私は、この「指数関数的に成長する」という言葉が好きだ。そしていつかこの言葉を自分の実体験を通して発信することを夢見ている。

2023年5月5日にブログを開始する44歳。

本を読む、速く読む、活かす、アウトプットする、を少しずつはじめ、これをきっかけに、朝早く起きる、毎朝出勤時に近所の神社に参拝に行く、瞑想をする、1日2食にする、ナッツ(素焼き)を食べる、投資信託を始める、運動(ウォーキング)をする。。。

結構素直に取り組んでいます。(改めて自分でも思う)

 

最近読んだ本

「40歳の壁をスルッと超える人生戦略」、

「ロングゲーム」、

そのほか要約動画を見ていると、共通項の多いことが分かってきた。

 

・始める前にあれこれ考えて、始めることへのハードルを高くしているのは自分

・やりたいことをやる

・小さくはじめて、とにかく続ける

・続けることで、新たな気づきがある

・必要な軌道修正を加える

・仕事だけで資産形成するのは限界がある

・自分が寝ている間にもお金を稼げている状態を作る

など。

 

そして、「やりたいこと」を考えるために、100個やりたいことを書き出してみて(実際に書き出すと20個くらいでストップ。。。何とか100個書いた)

 

結果、このブログを開始することにした。

 

私がやりたいこと。

・表現すること

・本を読むこと

・自分の言葉、自分の考え、自分の感覚、自分の視点で人に伝えること

 

これをやり続けることは、きっと「指数関数的に成長する」と思っている。

 

なぜなら、本を読み、アウトプットし、それを活かそうとすること、これを繰り返すことで、成長のスピードは足し算ではなく(最初はとにかく遅い。。。)

ただ、どこかの時点から雪だるま式に成長する、という言葉を信じているため。信じているというか期待している。

なんとなく、ちょっとだけ実感もできている。ただ、まだまだまだまだ不足している。

 

今日スタートすること、

ゴールデンウイークに旅行に行けず、でも何かを残したいと思っていること、

小さく始めて、今後も継続していくこと。

 

絶対、どこかの時点で「なんでこんなことやってんの?」の時は来る。何度も来る。きっとすぐ来る。

 

その時に今日のブログを自分に見てほしい。

 

何日後、何か月後、何年後かに、この日のブログを見て、この日があったから、今の納得する自分があるんだなぁと感じたい。

 

そして、そのことを今度は多くの方に伝えたい。同じような体験をしてほしい。俺のような人間ができたことで始めるきっかけとしてほしい。

 

フツーの44歳の男が未来を信じて、家族を幸せにするため、嫁とゆとりある暮らしをするため、小さく始めるのである。

 

小さく始めるが続けるのである。とにかく続けるのである。

楽ではない、楽なわけがない。

でもね。

「これなら無理なく、楽しく、わくわくしながら続けられそう」と思ったんでしょ。

 

大丈夫。

 

頑張れ、俺。